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お四国歩けばー23

 道の駅「内子フェッシュパークからり」。やたらと長い名前には同感出来ないが、建物のデザインと配置には大いに感じるものが有った。
 道の駅らしからぬ道の駅。全体が渓谷沿いの林の中に造られている。植わっている雑木が白樺なら文句なしに上高地だ。とにかくシュチュエーションが良い。小さな渓谷のさほど高くないが垂直の崖の上にテラスが在って、雑木に囲まれている。昨日と同じ写真しか無い。この能の無さに我と我が身が恥ずかしい。




 今日は久万高原に向かって歩いていたが、途中は道の駅の渓谷を造っている川の上流沿いを歩く。谷の幅は10m程度だのに上流では3倍4倍の川幅だ。大雨が降ると道の駅はスリル満点状態になるのだろうか?

 昨夜はウッドデッキで出来たテラスで寝た。渓谷からホタルが舞い上がって来て私が枕元に置いているザックに停まった。少々小振りな平氏ホタルだった。


起床 2時25分
出発 4時   曇りと思ったが山の端から太陽が出ると本当は快晴だった。内子は山に囲まれた 川沿いの町なので朝霧が深いのだ。
 昨夜は温かくて熟睡出来た。 4時の気温は17℃


 次の札所は久万高原に在る44番大宝寺である。
 10年前の印象では、この道筋には食堂はおろか食料品店も無かったので内子のスーパーで2日分の食料を買い込んだのでザックは15㎞は超えただろう。どんどん田舎の食料品店兼雑貨店兼何でも屋は消えているのだ。立派なバス停が有るのに、バス停にはここを通るバスの路線が廃止されたと案内が貼られている。日本の大縮小時代が轟音を発てて暴れている。

 久万との間には2つの峠がある。一つ目は下坂場峠。峠の頂まで30分で登れる小さな峠だ。
 一度、小さな川沿いの村落まで下りて小さな橋を渡って登り返す。
 峠の名前はヒワ田峠(ヒワは鳥。カタカナのヒの下に十、右に鳥)。村の小橋から1時間で登れる程度の峠だだが昔から久万と内子を結ぶ幹線道なので石仏なども在る。峠の頂は若い杉の美林に囲まれていた。




 町中を歩くお遍路さん一人。商店のガラス戸に写った自画像。




 久万の町に下りた。街角には歴史を感じる高さ180㎝は超える石柱の遍路道案内が建っている。




 久万町は大宝寺の門前町のようだ。寺の総門の内側に旧町並が収まるほど寺は大きな領域を持っていたようだ。今は民家が寺領を占めている。




 大法寺は八十八ヶ所はの丁度半ばの44番である。やっと半分回れたとホッとする。足の裏も硬くなって如何に長い距離を歩いて来たかを実感する。

 大宝寺にも参ったので今夜は久万高原公園で寝ることにした。

久万高原公園着 15時30分   35.16㎞


 ドイツ人の29歳の青年と同じ東屋で過ごす。
 英語版のお遍路のガイドブックをドイツの書店で見付けて、お遍路の為だけに日本旅行に来たそうだ。5月3日に1番札所から打ち始めた。
 今年は西行が修業の為に四国を歩いて以来1200年だ。これを記念して全八十八ヶ寺では「開創1200年」を大いに盛り上げて、これを契機にして四国遍路を世界遺産に登録を目指そうとしている。国際化が進むと色々な言語の案内札や方向を示すシールが増えるだろう。



 そうそう、もう一つの出会い。

 今夜の宿をお借りする久万高原公園は総合運動公園だ。
 私が荷物を拡げて何やらごそごそしている、中学校の授業が終わった生徒が軟式テニスの練習に三々五々やってきた。通る生徒、通る生徒が大声で挨拶してくれる。その度に手を止めさせられるが嫌な気持ちはしない。向こうの元気さに対抗する気は無くても自然と大声で相槌を打つ。これが元気の伝播、元気を貰うということか。
 そうこうする内に、中学生では?無いような。高校生?。とにかく、元気が笑顔から溢れてしょうが無いと謂うようなお嬢さんがおじいさん遍路に話し掛けた。
 何処から来た?などの通り一遍の詮索が終わると自分のことを話してくれた。
 地元の中学校の卒業生で、教職課程の実習に来ている。自分も軟式テニスをしていたので課外活動の指導を手伝っている。
 自宅は今日私が歩いてきた二つの峠の間の小さな集落にある。
 久万からは石鎚山登山口の土小屋が近いのでしばしば登る。などなど。

 私が一つだけ。彼女に話したこと。
 人は相手の話の良し悪しで同意するのでは無く、相手が好ましいか否かで態度を決める。
 彼女なら好きになれない人は一人として居ないだろう。

 本当に教職課程に来る歳とは思えぬほど元気はつらつ、真っ赤なりんご、チョット大きめの前歯が目立つビーバーは明るい雰囲気を残して帰っていった。

 是非是非、免許が取れて教職に就けるように、幸福な人生を送れるようにお祈りします。
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自転車で100名山

Author:自転車で100名山
10年計画で自転車だけで100名山を完登した記録。登山旅は旅程そのものがドラマだ! 定年からの100名山は自転車の旅で楽しもう! 
トムラウシへの道には車輪よりも大きなフキが群れている。

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