スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

18- 利尻山ー突撃登山法

9月2日(火)
 起床4:20 曇り 20度
   一昨夜に比べると5度も気温が高くなったので温かく熟睡できた。

 朝一番のフェリー 7:15発に乗るのでパッキングしてフェリー乗場に行く。
 乗客は一人2340円、自転車は1420円。
 自転車を輪行袋に入れて手荷物として持ち込むと無料に出来る。体力の有る若者は自転車を分解している者も有るが私はそのままの形で持ち込む。


突撃登山法
 自動車で来た人は稚内の乗船場の駐車場に置いておいて、料金2,340円だけで利尻に渡って、オシ泊港からはタクシーで登山口の北麓野営場まで行く方法がある。

 自動車5m未満 17,960円 ×往復=35,920円 
 オシ泊港から北麓野営場まで約4㎞、タクシー1,600円という説も有るが未確認。それにしても車を持ち込む事を思えば安上がりだ。

 問題は朝一番のフェリー7:15発に乗って利尻着8:55、登山して、利尻発最終便17:10に間に合うかだ??
 利尻オシ泊港到着から出港までに8時間15分ある。
 登山に要する時間は 7~8時間といわれている。稚内でタクシーを予約するなどすれば可能だ。

 私は自転車で北麓野営場への道の中間で突撃登山隊のタクシーに追い抜かれたので、タクシーは9時15分頃に登山口に到着しただろう。
 

 この突撃登山法を教えてくれたのは大阪府からの登山者だった。
 昨年? 今年? 66歳で退職して、登山を始めた。東北の日本百名山を駆け巡り、北海道に渡り、幌尻に登ったそうな。昨日は後志羊蹄山に登って、その足で稚内乗船場に来た。
 山では何度もテントでも寝た、と一端のベテラン風の発言も有ったが持ち物を見ると明らかにホームセンターで買い揃えた用品だ。シュラフも山屋がこの季節に使うものの5倍は大きいし、マットも然りである。

 更に恐ろしい事にコンパスはおろか登山地図も持っていなくて、全てはスマホの登山ガイドで事が足りるということだ。スマホの地図はポンチ絵で地名を登山道を示す赤色の実線が結んだだけの簡単なものだ。6年前に剣岳で出会った若者は登山に際して映画「剣岳;点の記」を二度も見て研究した、と言ったのには驚かされたが、今回の御人も何だか剣岳の若者と同じ様に視える。

 定年になったから山を始めたとか、60歳を過ぎてから突然山に目覚める人の共通点は、舞い上がった様に山を駆け巡ることだ。私も山を始めた20歳頃には道具を買う金さえ惜しんで山に通ったから、突然得られた登頂の充実感に酔いしれるのも理解できる。ただ、20歳代との違いは明らかに基礎体力が落ちている認識が無いことだ。恐らく低体温症という言葉も知らずに雨に打たれて震えながら亡くならない事を祈るのみだ。



私の利尻山登山。
  下船は9:05。自動車より早く1番に下船させてくれた。
  自転車で登山口の北麓野営場着9:35。4.18㎞。高度差170m。結構な急坂など有って途中で押し上げたりいたが、ヤッパリしんどかった(11年前の60歳の時もしんどかったのに、当然ながら71歳の今年は・・・・)。
 
 
 野営場が全面改装。余りに立派になっていたのにはびっくりした。




 以前は一人では抱え切れない大木の林の中に埋没するような野営場だったのに施設の充実という名目の為に大木が伐採されて風情が無くなった。




 変わったのは風景だけではない。
 以前は幕営代は無料、更に携帯トイレも無料でもらえたが今回は500円と400円だった。

 しかし変わったことばかりでは無かった。懐かしく嬉しかった事は管理人ご夫婦が以前と同じ人で、・・・以前は、管理棟には階段が3~4段有って、この場所(今の管理棟)にはトイレが在ったね・・・・・。などなどと管理人の奥さんと昔話を楽しんだ。奥さんが余りに若く見えたので、代替わりしたのですか?と思わず聴いてしまった。


 11:27 中腹の避難小屋で泊まる用意をして出発する。
 登山道に入ると直ぐに北海道の充実した黒木の林になる。



 甘露水を4L確保する。

 13:15 6合目 第一展望台 青い海に白い灯台、オシ泊が良く視える。
 15:05 8合目 長官山 利尻山のビューポイント。

 


 避難小屋まで15分の表示が有る。
 15:37 小屋着。入口は高さが120㎝ほどしか無くしゃがんで通る。



 
 内部は二段で3x2間、3間側に寝る。




 小屋の裏には携帯トイレを使うブースが2個建っている。内部は様式の便器様で中央のメッシュに拡げた袋を置いて、便座を袋で覆って使う。全てを持参した新しい袋で覆うので、普通のトイレのように他人を意識する必要が無く良い。使用後も強力ジップファスナーの為に臭い漏れも無い。
 以前の携帯トイレブースは使用の最中に風に吹き飛ばされるのではないかと不安を感じたが今回見たものは頑丈で不安を感じさせるものは何も無かった。このシステムを使用するために400円の対価は全く正しい値だと感じた。




 登山道には数カ所ブースが有る。




 明日から天気が崩れるので礼文行きを取り止めて稚内に帰った。


%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

ここで利尻山パトロールからの注意をお知らせします。

 小屋に居る時にパトロールが入って来て。
 ここは緊急避難用の小屋だから普段は宿泊はいけない、ブログなどに小屋の事を書くなと言い渡された。携帯トイレを持参したか、などを効かれた。

 パトロールのいうことは最もで避難小屋を単なる無人小屋と思う点も有る。戸隠縦走路の避難小屋は糞尿のたれ流しで貴重な水飲み場が汚染されているので避難小屋の閉鎖も検討されている。

 宿泊を全面的に禁止することは困難だろうから、緊急時に使えない避難小屋を作らない為にも携帯トイレの普及が急務だ。

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

自転車で100名山

Author:自転車で100名山
10年計画で自転車だけで100名山を完登した記録。登山旅は旅程そのものがドラマだ! 定年からの100名山は自転車の旅で楽しもう! 
トムラウシへの道には車輪よりも大きなフキが群れている。

検索フォーム
自転車で100名山
最新記事
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。