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またも雨と二人三脚になった北アルプス最後の自転車で100名山


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新穂高にデポした自転車 

新穂高に自転車を置いて

クリヤ道の登り口 

クリヤ道から笠岳に登ったのは9月27日だった。

 当日はどうにかもったが、翌朝テントを畳む頃は本降りになってしまった。

笠岳テント場から見上げる小屋 

笠岳のテント場は小屋から200メートルしか離れていないが、一抱えほどの岩を渡り歩く坂道の下に在る。その標高差が50mも有って一汗も二汗もかかされるので、トイレに行くのも大変だ。このように不便なテント場での雨停滞いは絶対に避けたい。

自転車旅行中も登山中も雨天には行動しないという原則を破って、今回だけは雨天を突いて双六のテント場に移動する。

 


双六のテント場に着くと全くの一人で、テントを建てる場所とテントの方向を良く吟味したが、夜中には双六谷から吹き上げる風の強さにテントが傾くのもしばしばだった。もう少し様子をみてこれ以上風雨が強くなるようだったらポールを抜いてテントを倒す覚悟をしてカッパを身近に引寄せた。 どうにか無事に朝を迎えて、テントを畳む頃は強風と謂うよりは烈風が吹きまくった。

テントの雨粒を振り払う余裕も無くザックに押し込んだ。


激しかった雨も双六小屋で休んでいる間に小雨になった。

槍ヶ岳肩の小屋に着く頃には、再び冷たい雨に変わった。肩の小屋着は9時過ぎで、気温3℃、体感温度は確実にマイナス15℃にはなっていただろう。

槍の穂先を隠した真っ白なガス 

その上、肝心の槍の穂先は深いガスに隠れて輪郭さえ見せなかった。10時に小屋の食堂が開くのを待ってラーメンで身体を暖めた。

予定では南岳から大キレットを越えて奥穂高岳のテント場に行くことにしていたが、この雨と風と寒さに計画を変更して少しでも高度を下げることにした。


横尾のテント場 

横尾小屋のテント場に移って雨宿り態勢に入った。食料は4泊プラス予備2泊分が有るから当分は困らないしいざとなれば横尾小屋の食堂も使える。雨停滞としては恵まれた出だしだ。


やっと天候回復 

横尾に移って5日目、10月3日にはようやく雨が上がる見通しになった。

先日のリベンジに槍に行く。ここから槍ヶ岳に行くには10時間以上かかるので少なくても4時には出発したいがテントを叩く雨音は朝になっても切れなかった。

今日の登山を諦めて、太陽が出ればシュラフやテントを干すことにした。

 

4日3時、南南東の快晴の空にオリオンと中秋の名月が重なって輝いている。
登山地図では槍ヶ岳まで往復12時間、槍沢キャンプ場に着く頃に明るくなることを想定して4時に出発した。

槍沢のテント場 

槍沢に着く頃には明るくなっていたが、予定通り10時には肩の小屋に到着。

 

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垂直の鉄梯子をよじ登った槍の穂先に先客は無くて一人でゆっくりと360度の眺望を独占する。先日来、歩いて来た立山、薬師岳・・・。この後、自転車で越える予定の乗鞍岳も近い。

横尾テント場4:00→槍ヶ岳9:05→横尾テント場14時40分

 

5日、今夜は満月が明るいが、薄雲が掛かってオリオン座は見えない。月が笠を被っているところをみると午後からは天候が崩れるかも知れないので、前中に奥穂高岳山頂に立つ為に4時10分にでる。


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涸沢は紅葉の名所だけに、一面に燃える景色を期待したのは誰しもで、人によっては未だ早いとか、一週間遅かったとか一様に期待外れのようだ。し かし、さすがに涸沢である。それでも今年一番の紅葉に巡り合えた。

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穂高岳山荘から一段登ると強烈な西風が吹きつけて体温が奪われる。カッパを羽織って無事に奥穂の山頂の社に詣でることができた。

横尾テント場4時40分→奥穂高岳10時5分→横尾テント場 14時10分

涸沢を下る道で「自転車で100名山の…」と声を掛けて頂いた。立山の縦走路でおめに掛かった富山の髭の関さんだった。

なんとも特徴的な風貌、髭に埋もれた親しげな笑顔から一瞬にして「髭の関さん」と分かった。新穂高からアップしたブログをご覧頂いていて大きいに話が弾んだ。感謝感謝。

今にして思えば、髭の関さんお写真が一枚も無いのは残念至極だ。



今夜から雨が予想されるので上高地の小梨キャンプ場に移った。 小降りなら焼岳から中尾口に下りて新穂高に行こう、本降りになれば停滞を決め込めまでだ。

おわり

 

ps.焼岳にも登って無事に新穂高にもどりました。

焼岳山頂

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テーマ : バックパッカー
ジャンル : 旅行

tag : 槍ヶ岳 涸沢 奥穂高岳 槍沢 新穂高 笠岳 クリヤ 双六 肩の小屋 横尾

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お元気で何より

涸沢行の途中で御会い出来大変びっくりしましたし嬉しかったです。
立山でお会いしてから「五十島(イソジマ)」さんの奥さんからまだだとお聞きし、その後「大日」の帰路近くの川で体と衣服を洗って「槍」に向かったらしい、と聞き何処かで御会い出来るかなと思っていた矢先の遭遇で本当にビックリでした。当方その後、「焼岳」「薬師」「蓮華」と紅葉を追いかけての毎日でしたが、称名の紅葉を撮ってから、スキーの準備に入ろうと思ってます。来シーズンも何処かの山で御会い出来たら最高ですネ。
プロフィール

自転車で100名山

Author:自転車で100名山
10年計画で自転車だけで100名山を完登した記録。登山旅は旅程そのものがドラマだ! 定年からの100名山は自転車の旅で楽しもう! 
トムラウシへの道には車輪よりも大きなフキが群れている。

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