28日目 5月27日
今日は、この遍路で最も過激な1日になる。
前回までは2日に分けていた行程を1日で走破する。
起床4時、出発5時15分。18℃快晴、今日も暑くなるだろうが、標高900mの涼風を期待する。
遍路道にはユキノシタの花が溢れていた。

また、遍路道を示す古い道標も数多くある。


これは弘化3年と読める。
第65番札所 三角寺
到着は6時20分。納経帳を受けて頂いた。



本堂の側面だが、姫路市の書写山円教寺の食堂(じきどう)をイメージさせた。
三角寺を出たのは6時35分。
昨年お世話になった善根宿。運送会社のガレージにベッド、冷蔵庫、流しが有る。

椿堂
弘法大師が杖にしていた椿を差したことが由来になっている。

国道を1時間余り歩くと愛媛県と香川県の境の境目トンネルだ。前の冬、雪でトラックが動けず大渋滞になった。
このトンネルを出ると香川県だ。
阿波、土佐、伊予と三国を歩きつくしたのに、今年はまだ母に会えない。母はどの辺りを歩いているのだろうか。厚さ当たりしないように水をしっかり飲んでいるだろうか。
第66番札所 雲辺寺
四国遍路で最も標高の高い910mである。
強烈なさかを約2km登ると小さな尾根を跨いで尾根の斜面を斜めに登る。
11時26分、山の上の林道に出た。そこから雲辺寺までが遠かった。
本堂に着いたのは12時10分。ここまで約24km。


母と四国旅行に来た時に雲辺寺にもお参りした。その時にもとめたのが、今も持ち歩いている納経帳だ。
第67番札所 大興寺
この寺の納経所に座った人は、頭は今正に剃り上げたばかりかと思わせる。端正な顔立ちと振る舞い。いままでに出会った僧という立場を良く体現した人だった。

まさか写真を撮らせてもらう分けにはゆかないので。今年初めてのアジサイを写した。

68番 観音寺は間に合わなかった。今夜は銭形公園で寝る。
銭形公園の由来は1633年、時の殿様の視察を歓迎する為に村人が作った。左右が120m余り、上下が90m余りで、余りに大きくて近くで見ると単なる砂山だ。山の展望台からは寛永通寶と判るが、写真では定かでない。

今夜は雨の心配が無いので、ジャングルジムの台にシュラフを広げた。

薄暗くなってから三人の若者が
やって来た。
外国人の男と女性二人だ。ここにもま全く日本語が分からないのに英語版のガイドブックだけです旅をするバイタリティは凄い。
テントを持たないので、屋根を探していた。好適物件を紹介したのがきっかけで話を楽しんだ。
男性はカリフォルニアから、二人の女性はアイルランド人だった。遍路に惹かれての初来日で、日本の安全性と親切さに感謝していた。
今日は14時間15分で、45kmを歩いた。
雲辺寺からの下り坂がきつくて最後の札所は時間切れになった。
前回までは2日に分けていた行程を1日で走破する。
起床4時、出発5時15分。18℃快晴、今日も暑くなるだろうが、標高900mの涼風を期待する。
遍路道にはユキノシタの花が溢れていた。

また、遍路道を示す古い道標も数多くある。


これは弘化3年と読める。
第65番札所 三角寺
到着は6時20分。納経帳を受けて頂いた。



本堂の側面だが、姫路市の書写山円教寺の食堂(じきどう)をイメージさせた。
三角寺を出たのは6時35分。
昨年お世話になった善根宿。運送会社のガレージにベッド、冷蔵庫、流しが有る。

椿堂
弘法大師が杖にしていた椿を差したことが由来になっている。

国道を1時間余り歩くと愛媛県と香川県の境の境目トンネルだ。前の冬、雪でトラックが動けず大渋滞になった。
このトンネルを出ると香川県だ。
阿波、土佐、伊予と三国を歩きつくしたのに、今年はまだ母に会えない。母はどの辺りを歩いているのだろうか。厚さ当たりしないように水をしっかり飲んでいるだろうか。
第66番札所 雲辺寺
四国遍路で最も標高の高い910mである。
強烈なさかを約2km登ると小さな尾根を跨いで尾根の斜面を斜めに登る。
11時26分、山の上の林道に出た。そこから雲辺寺までが遠かった。
本堂に着いたのは12時10分。ここまで約24km。


母と四国旅行に来た時に雲辺寺にもお参りした。その時にもとめたのが、今も持ち歩いている納経帳だ。
第67番札所 大興寺
この寺の納経所に座った人は、頭は今正に剃り上げたばかりかと思わせる。端正な顔立ちと振る舞い。いままでに出会った僧という立場を良く体現した人だった。

まさか写真を撮らせてもらう分けにはゆかないので。今年初めてのアジサイを写した。

68番 観音寺は間に合わなかった。今夜は銭形公園で寝る。
銭形公園の由来は1633年、時の殿様の視察を歓迎する為に村人が作った。左右が120m余り、上下が90m余りで、余りに大きくて近くで見ると単なる砂山だ。山の展望台からは寛永通寶と判るが、写真では定かでない。

今夜は雨の心配が無いので、ジャングルジムの台にシュラフを広げた。

薄暗くなってから三人の若者が
やって来た。
外国人の男と女性二人だ。ここにもま全く日本語が分からないのに英語版のガイドブックだけです旅をするバイタリティは凄い。
テントを持たないので、屋根を探していた。好適物件を紹介したのがきっかけで話を楽しんだ。
男性はカリフォルニアから、二人の女性はアイルランド人だった。遍路に惹かれての初来日で、日本の安全性と親切さに感謝していた。
今日は14時間15分で、45kmを歩いた。
雲辺寺からの下り坂がきつくて最後の札所は時間切れになった。
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