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大峰山は良いな~(その1)




大峰奥駆道は私が一番好きな山域だ。深い森。何にもまして世界遺産にも登録された長い歴史がある修験の道の霊気が満ちている。森羅万象、一木一草にも神仏が宿るかと思われる深い森だ。

今も主峰の山上が岳を含む領域は女人禁制を守っている。また、太古の辻以南は今も滅多に他人に会うことも無い静かな道だ。
私も吉野の柳の渡から熊野への縦走を数度も楽しんが、関東に移り住んだ今になって、十数年振りに弥山と八経ケ岳に登る機会に恵まれたのも百名山のご利益だ。

強調文10月8日、大峰山登山へ行者還(ぎょうじゃかえり)トンネル西口の横の登山口を目指して国道309に入った。奈良県には300番台が付いた「これでも国道か?」がまま在るが、国道309も廃屋の間をそろりと入るような林道ではないかと見間違いそうな道だった。最初の1kmまでは川沿いのなだらかな道。この先は三度、沢から離れる折り返ごとに15~18%の急坂を繰り返しながら高度を稼ぐ。この間は押し上げるのが一杯一杯で時速2km程しか出ないので、今日中に行者還トンネル迄たどり着けるか心配した。
4.2kmで少し太い沢を渡る所から勾配は5%混じりの7~8%になって、どうにか乗り進めるようになった。
11時45分、苦闘3時間30分で標高差850m、10.2kmのアプローチは終わった。一昨日の大台ヶ原登山道の20km標高差1200mのほとんどを6時間以上掛かって押し上げた経験がやはり自信になった。

行者還トンネルは照明は無いが舗装の状態は良く、まっすぐなので向こう側の出口が進行方向をガイドしてくれる。自転車の前照灯だけ有れば不安無く走れる。

西口に向かって左側すぐにはトンネルの湧水を集める枡に綺麗な水が溢れている。この貴重な情報は前夜泊った公園で出逢った大阪から来たの大台ヶ原サイクルクライマーからの情報だ。この水を得て、西口の駐車場横の草むらにテントを張った。そして、家を出てから二週間以上過ぎたが一度もシュラフを干していない事に気付いて、この日の残りの時間はそれに当てた。

9日。7時前に登山カードをポストに入れて歩き始める。先を行く同年輩と問わず語りに互いの山の話になった。鳥取県からのH氏。夏冬を問わず、毎年5~6回は大峰山に通っているとか、大峰山の地形のみならず草木に関しても多彩な話を聞かせて頂いた。H氏も私同様、いや私以上に大峰の静けさを愛しておられた。また、同氏は大山の救助活動にも参加され、山菜、キノコの季節に行方不明が多いとの事だった。八経ケ岳の山頂で、鹿の食害防止のネットの内側ではオオヤマレンゲの回復が見られるが、往時のような隆盛を見るのはなかなかだろうとも話された。そして、ツエルトの入ったザックを担ぐと「ひょっとすると大山で出会えるかもしれませんね」と、奥駆道の奥へと進んで行かれた。是非、大山でお目にかかりたいものだ。

弥山(みせん)山頂で一時を過ごしてから登山口に下って、天川川合の町角の食堂で温かいうどんを食べた。主人言うに、既に三代目とか、実に弥山からの川と洞川(どろかわ)からの川が合流する橋の袂にその店はあった。大きなアゲが印象的だった。

更に、自転車を駆って道の駅黒滝に着いた。今日はここで寝る積もりだ。良く手入れされた芝生と南欧風のオレンジ色の丸瓦が吉野の山奥とのミスマッチを思わせない道の駅だ。
おわり

その夜の ドキッとする話は(その2)へ。
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テーマ : 登山・ハイキング
ジャンル : 旅行

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自転車で100名山

Author:自転車で100名山
10年計画で自転車だけで100名山を完登した記録。登山旅は旅程そのものがドラマだ! 定年からの100名山は自転車の旅で楽しもう! 
トムラウシへの道には車輪よりも大きなフキが群れている。

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